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エウポリス Eupolis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エウポリス
Eupolis

[生]前446
[没]前410頃
ギリシアの喜劇作家。古喜劇の三大作家の一人。アリストファネスのライバルとして活躍,作品はほとんど全部失われたが,近年『諸国の民主主義』 Dēmoiの大きい断片がパピルス文書のなかから発見された。

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世界大百科事典 第2版の解説

エウポリス【Eupolis】

古代ギリシア,アッティカ古喜劇三大作家のひとり。生没年不詳。彼が創作した最初の喜劇は前429年のものであるところから,アリストファネスとほぼ同年代であると目される。19編のタイトルと460個の断片が伝わっているに過ぎないが,およその内容がうかがわれるのは,ソフィストたちをもてなすカリアスを取り上げた《追従者たち》,扇動政治家のひとりヒュペルボロスを扱った《マリカス》,アテナイの悲惨な状況を救うため,故人となった偉大な市民が黄泉(よみ)の国から呼びもどされるという《デーモイ》,有名な将軍フォルミオンの下でディオニュソスが鍛えられ絞られるという《タクシアルコイ》で,政治的風刺のきいた作品が多い。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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