エスピナス(英語表記)Espinas, Alfred Victor

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エスピナス
えすぴなす
Alfred Victor Espinas
(1844―1922)

フランスの社会学者、哲学者。サン・フロランタンに生まれ、エコール・ノルマル・シュペリュール(高等師範学校)を卒業後、ドゥエ大学(1878~1880)、ボルドー大学(1880~1894)、ソルボンヌ大学(1894~1918)の教授を歴任した。主著の一つ『動物社会』(1877)は、パリ大学文学部に提出された学位論文。本書は、社会が契約的構造でなく、協業・分業・機能の委任などのような自然法則に服する組織化された生きた実体であることを示そうとした。その後、有機体論と進化論との彼独自の総合が社会学に唯一の可能な科学的基礎を提供しうると主張し、『技術の起源』(1897)では、人間の意志の具現としての道具の文化的重要性を強調し、技術が文化に及ぼす影響を論じた。[古賀英三郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

367日誕生日大事典の解説

エスピナス

生年月日:1844年5月23日
フランスの哲学者
1922年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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