デジタル大辞泉 「エルメス」の意味・読み・例文・類語 エルメス(Thierry Hermès) [1801~1878]フランスの馬具職人。1837年、パリに馬具専門の工房を開き、フランス・ロシア貴族御用達の店として発展させた。子孫により受け継がれた工房は鞄・時計・衣料品など服飾事業に転換、ケリーバッグのような世界的流行を生み出すブランドに成長。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「エルメス」の意味・わかりやすい解説 エルメス 1837年,ティエリ・エルメスがパリに開いた高級馬具店。1900年代自動車時代の到来とともに旅行鞄,アクセサリー,時計などの製作を手がけるようになった。バッグやブーツなど手作りの皮革製品,馬蹄柄のスカーフに加え,1930年代には婦人服もつくられるようになった。1935年ころよりつくられ1955年に女優でモナコ王妃のグレース・ケリーにちなんで名づけられた,かっちりした台形のケリー・バッグで有名。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報