コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

エルランゲン・プログラム Erlangen program

1件 の用語解説(エルランゲン・プログラムの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

エルランゲン・プログラム【Erlangen program】

ドイツの数学者F.クラインは,1872年エルランゲン大学教授就任に際し,幾何学についての見解を含む研究計画を発表し,この中で,幾何学の底流にある本質を見抜いて,当時までの種々の幾何学を統一的観点から論じ,〈幾何学とは,空間とその上に作用する変換群を与えて,その変換群に属するどの変換によっても不変に保たれるようなその空間の図形の性質を研究する学問である〉と主張した。この主張を今日では簡単にエルランゲン・プログラムと呼んでいる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のエルランゲン・プログラムの言及

【幾何学】より

…上に述べたように,19世紀の中葉にはいろいろの幾何学が存在していたが,クラインは1872年にこれらを群の立場から統一的に論じた。これが有名なエルランゲン・プログラムと呼ばれるものである。彼はそこで,各幾何学は一つの点集合である空間Sとその上の変換群Gによって定まり,その幾何学で研究されるのはSにおける図形の性質でGに属する各変換で不変なものであるとした。…

【クライン】より

…業績は数学のほとんど全分野にわたるが,射影幾何学と保型関数の理論における貢献がとりわけ大である。とくに,今日《エルランゲン・プログラム》(1872)と呼ばれている論文は有名である。これは当時まで知られていたいろいろの幾何学を,群論の立場から鳥瞰(ちようかん)して総合したもので,その後の幾何学の発展に大きな影響を与えた。…

※「エルランゲン・プログラム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

エルランゲン・プログラムの関連キーワードガウスカントルドイツ体操西ドイツヒルベルトミンコフスキーメビウス統一ドイツハンドインハンドクライ土壌

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone