エース(読み)えーす(英語表記)ace

翻訳|ace

日本大百科全書(ニッポニカ)「エース」の解説

エース
えーす
ace

トランプのAで表示されている1の。転じて最高のもの、とくに優秀なものを意味し、次の場合にもエースということばが使われる。(1)ダイスの1の目、ドミノの1・1の牌(ぱい)、(2)ゴルフのホール・イン・ワン、(3)テニス、バドミントンなどの球技で、相手にボールを打ち返すチャンスを与えずに得点すること、(4)もっとも重要な情報や武器をもっていること、一般に最後の決め手、切り札をもっていること、(5)最高の品質のもの、他に卓越した第一級のもの、(6)名人、名手などと称されるその道に熟達した人、(7)野球の主戦投手、優秀選手、(8)第一次世界大戦中に敵機を5機撃墜したフランスの殊勲飛行士、空の勇士、(9)ごくわずかな量や非常に小さな微分子、原子。またアメリカの俗語で、1ドル紙幣のことや飲食店の一人客または一人客用のテーブルのことをエースとよんでいる。

[倉茂貞助]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典「エース」の解説

エース

〘名〙 (ace)
① トランプの1の札(記号A)。多くの場合、同じしるしのカードで最も強い。〔アルス新語辞典(1930)〕
第一人者。最高の存在。「わが社のエース」
③ 各種のスポーツ競技で、チームが勝つために最も大きな働きをする選手。野球では主戦投手。
※一刀は背番号6(1955)〈五味康祐〉二「この大友別所より二歳若く、巨人軍のエースと称されていた」
④ テニス、卓球バレーボールなどで、サーブによる得点。サービスエース
⑤ ゴルフで、ホールインワンのこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015「エース」の解説

エース

正式社名「エース株式会社」。英文社名「ACE Co., Ltd.」。卸売業。昭和15年(1940)創業。同25年(1950)設立本社は東京都渋谷区神宮前。大阪本店は大阪市中央区博労町。バッグ製造・販売会社。旅行バッグ・スーツケース・ビジネスバッグ・スポーツバッグなどの製造・卸売りを行う。70年代に学生の間で大流行した「マジソンバッグ」の製造元。国内のほか中国などに生産拠点

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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