主題、主調、主想。もともと動機を意味し、絵画、彫刻、文学、音楽などの分野で、創作の動機となる作者の内的衝動のこと。創作活動では、ある素材(マテリアル)をもとに一つの主題(テーマ)を確定し、筋立て(プロット)をたてることにより、作品の骨格ができあがる。このとき、素材から主題を導き出す創造的衝動をモチーフということができよう。これが作品の明白な基調となって表現される。装飾的美術では主調となって繰り返される模様のことであり、音楽では、一つの楽想をつくりだす短い旋律であり、楽節を構成する基本的単位である。また、ワーグナーのオペラにみられるように、特定の人物や思想に関連して繰り返される主題をライトモチーフLeitmotiv(ドイツ語)という。
[船戸英夫]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
多くのタンパク質に共通にみられる短い配列で特定の機能を有するもの.たとえば,転写調節因子のDNA結合ドメインを特徴づけるジンクフィンガーや,インテグリンの認識部位となるRGDモチーフなど.DNA上の特徴的な配列をさす場合にも用いる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新