エーレンスレーヤー

百科事典マイペディア「エーレンスレーヤー」の解説

エーレンスレーヤー

デンマーク詩人ドイツ・ロマン派の影響を受けて,古代北欧栄光を慕う流麗なを多く書き,〈北欧の詩王〉と呼ばれる。《北欧詩集》(1807年),詩劇アラジン》《コレッジョ》など。晩年は牧歌的な古典主義者になる。

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世界大百科事典 第2版「エーレンスレーヤー」の解説

エーレンスレーヤー【Adam Oehlenschläger】

1779‐1850
デンマークの桂冠詩人。ドイツ・ロマン主義に鼓舞され《黄金の角杯》(1802)を作詩。角杯の発見と喪失という事実に国民的意義づけを行うことで,デンマーク国文学の黄金時代を開いた。北欧の神話や歴史,その偉大な自然をテーマに,精神を最高のものとする北欧ロマン主義の基盤を築いた。成功作《アラジン》(1805)は多彩な詩韻形式とそのすぐれた劇的効果で,国民に愛され,今日なお王立劇場で上演されている。【岡田 令子

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世界大百科事典内のエーレンスレーヤーの言及

【デンマーク】より

…この後感傷主義(たとえばバッゲセンの旅行記《ラビリント》1792‐93)を経て,デンマーク文学の黄金時代とされるロマン主義の時期が到来する。 1802年12月青年詩人エーレンスレーヤーは,イェーナのロマン主義をコペンハーゲンにもたらしたステフェンスHenrik Steffens(1773‐1845)から刺激を得て,北欧ロマン主義の開始を告げる小詩《黄金の角杯》を含む《詩集1803年》を発表した。彼に続くロマン主義者には,たとえばドイツ系のシャック・フォン・スタフェルト,グルントビ,インゲマン,ハウクがいる。…

※「エーレンスレーヤー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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