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オタバロ Otavalo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オタバロ
Otavalo

エクアドル北部内陸,インバブラ州南部の町。州都イバラの南西約 20km,アンデス山脈中の高原にあり,標高約 2570m。古くからインディオオタバロ族が住んでいた地で,15世紀インカ帝国に征服され,16世紀にはスペイン人の支配下に入ったが,周辺一帯には現在もオタバロ族の小農が住み,コーヒー,サトウキビ,ワタ,穀物などの栽培や牧畜を行なっている。市はそれら農畜産物の集散地となっており,特に毎週土曜日に開かれる定期市は有名で,インディオが色彩豊かな綿織物,毛織物,皮革製品,宝飾品などを持って集るため,訪れる観光客も多い。近くには美しい湖や温泉がある。イバラと首都キトを結ぶ鉄道,パンアメリカン・ハイウェーが通る。人口2万 1548 (1990) 。

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デジタル大辞泉の解説

オタバロ(Otavalo)

エクアドル北部の町。首都キトの北約110キロメートルに位置する。先住民のオタバロ族が多く居住し、伝統的な民族衣装や手工芸品などを売る土曜市が有名。

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世界大百科事典 第2版の解説

オタバロ【Otavalo】

エクアドル北部のオタバロ市を中心とするアンデス高地の原住民で,人口は約4万。15世紀にインカ帝国の統治下にはいったので,彼らの生活や社会にはインカの影響が強く,言語もインカ帝国の公用語であったケチュア語である。標高2500~3000mの高地に住み,農業を中心とする生活を送る。エクアドル・アンデスはほぼ赤道下にあるため,高地でも気候は比較的温暖で,トウモロコシ,ジャガイモ,ムギ類などを栽培,ウシ,ヒツジ,ブタなども飼う。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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