コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

オトギリソウ科 オトギリソウかGuttiferae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オトギリソウ科
オトギリソウか
Guttiferae

双子葉植物オトギリソウ目の1科。新旧両大陸のおもに熱帯地方に約 40属 1000種ほどが知られる。大半の種は高木または低木であるが,オトギリソウ属 Hypericumなどは例外的に草本が多い。葉は単純形で対生し,油点をもつことが特徴とされる。花は多くは5数性で放射正整形,多数のおしべがあって,束状にいくつか (5つが多い) のおしべ群に分れる。果実蒴果のほか,液果核果となるものもある。日本ではオトギリソウ属が主体で,他属では沖縄や小笠原にフクギ (福木) テリハボクがみられる程度である。熱帯果樹のマンゴスチンもこの科に属する。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オトギリソウ科
おとぎりそうか
[学]Hypericaceae (Guttiferae)

双子葉植物、離弁花類。低木または草本で、葉は普通対生する。葉身、萼片(がくへん)、花弁、雄しべの先端などに油点を分布する。油点は、油細胞に油質とヒペリシンという赤色素を含むと黒点となり、含まないと明点となる。両性花は集散花序となり、萼片5、花弁5で、離生し、雄しべは多数が3または5の束に集まる。雌しべは子房上位で、熟すと(さくか)となり、多数の種子をもつ。7属、約400種あり、熱帯に多く、温帯のものは少ない。日本にはオトギリソウ属、ミズオトギリ属の草本のみが自生し、フクギが沖縄に植えられるほか、観賞植物のキンシバイ、ビヨウヤナギや熱帯果樹のマンゴスチンがある。[杉山明子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内のオトギリソウ科の言及

【オトギリソウ】より

…山野の草地に生えるオトギリソウ科の多年草(イラスト)。茎は直立して高さ20~60cm。…

※「オトギリソウ科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

オトギリソウ科の関連キーワードHypericumガンボージの木ビヨウヤナギ大雪雛弟切トモエソウ西洋弟切草ガルシニア富士弟切高嶺弟切日高弟切日光弟切信濃弟切様似弟切小連翹這弟切照葉木岩弟切未央柳美容柳弟切草

今日のキーワード

大義

1 人として守るべき道義。国家・君主への忠義、親への孝行など。「大義に殉じる」2 重要な意義。大切な事柄。「自由平等の大義を説く」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android