オフサイド(読み)おふさいど(英語表記)Offside

翻訳|offside

知恵蔵mini「オフサイド」の解説

オフサイド

サッカーにおける攻撃側のポジションに関する反則、及び、それを定めたルール。攻撃時に、選手がオフサイドポジションにいる味方へパスを出す、あるいは、オフサイドポジションにいる選手が相手ゴールキーパー(GK)の視界を遮る位置に立つなどして、直接ボールに触れていなくても味方に有利なプレーに関与したと見なされる場合、主審の判定によってオフサイドが適用される。オフサイドポジションとは、(1)相手陣内にいる、(2)ボールより前にいる、(3)相手ディフェンス(GKを除く)の最後尾の選手(ディフェンスの最終ライン)よりエンドラインに近い位置にいる、という3つの条件を全て満たした位置を指す。オフサイドが適用された場合、攻撃側のチームへのペナルティとして、相手チームに反則のあった位置から行う間接フリーキックが与えられる。なお、スローイン、ゴールキック、コーナーキックの場合、オフサイドは適用されない。また、守備側の選手が行ったバックパスやクリアボール(GKが弾いたり、こぼしたりして捕球できなかったボールは除く)をオフサイドポジションにいる攻撃側の選手が奪ってプレーしてもオフサイドにはならない。しかし、この守備側の選手が一度ボールに触れた場合の解釈が国際的にあいまいで、オフサイドの反則を取られることも多かったため、2013年にFIFA(国際サッカー連盟)がオフサイドにはならないとする解釈を明確化し、各国の協会に通知、同7月より適用されることになった。

(2013-7-4)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉「オフサイド」の解説

オフサイド(offside)

サッカーやラグビーなどで、反則の一。選手が競技してはならない位置にいてプレーすること。⇔オンサイド

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版「オフサイド」の解説

オフサイド【off side】

サッカーやラグビーやアメリカンフットボールなどのフットボール系統の競技や,ホッケーやアイスホッケーといったスティックを使う球技,それに水球などで,相手ゴール方向への行動を制約している規定。一般的にボール(アイスホッケーではパック)を支配保持していないプレーヤーが対象で,ボールよりも前方の,ルールに定められた侵入禁止地域やプレー禁止地域に位置すること,およびその地点でプレーする反則をいう。各競技とも独自の規則をもっているが,それぞれの競技を特徴づける重要なルールで,もしこれを撤廃するといずれもまったく異質な競技になってしまうことは容易に想像できる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のオフサイドの言及

【ラグビー】より

…試合中,激しくぶつかりあった者同士が気持ちを和らげ,互いの絆を深める役割を果たす。アンウィルフルオフサイドunwillful off sideアクシデンタルオフサイドともいう。ボールを持ったプレーヤーが,故意でなく前方にいる味方に接触すること。…

【サッカー】より

…これは,最後にボールに触れた相手側プレーヤーによってボールがラインを越えた地点から行われる。ボールが競技場内にあるとき,試合が停止されるのはオフサイド,反則と不法行為,不慮の事故の三つの場合である。オフサイドは攻撃側プレーヤーに味方がボールをパスした瞬間,ボールを受けるプレーヤーと相手側ゴールラインとの間に守備側プレーヤーが2人以上いなかった場合に判定される。…

【ラグビー】より

…試合中,激しくぶつかりあった者同士が気持ちを和らげ,互いの絆を深める役割を果たす。アンウィルフルオフサイドunwillful off sideアクシデンタルオフサイドともいう。ボールを持ったプレーヤーが,故意でなく前方にいる味方に接触すること。…

※「オフサイド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

急急如律令

中国漢代の公文書の末尾に、急々に律令のごとくに行え、の意で書き添えた語。のち、呪文(じゅもん)の終わりに添える悪魔ばらいの語として、道家・陰陽師(おんようじ)・祈祷僧(きとうそう)などが用いた。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android