コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

オレゴン問題 オレゴンもんだい Oregon Question

3件 の用語解説(オレゴン問題の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オレゴン問題
オレゴンもんだい
Oregon Question

アメリカ西部オレゴン地方の領有をめぐるイギリスアメリカロシアスペイン4ヵ国の紛争。スペインとロシアは手をひき,アメリカとイギリスの係争は 1846年のオレゴン条約で北緯 49度線を国境とすることで決着をみた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

オレゴンもんだい【オレゴン問題 Dispute over Oregon】

北アメリカのカリフォルニア北部からアラスカ南端に至るオレゴン地域の領有をめぐる英米間の国境画定問題。同地域は,19世紀初めまではスペイン,ロシア,イギリス,アメリカの4国が領有権を主張して譲らなかったが,1819年と24年にそれぞれスペインとロシアが請求権を放棄して以後は,英米2国が1818年の合意にもとづいて共有する形になった。しかし,30年代の後半に始まるアメリカ人のオレゴン移住熱の高まりは,40年代に入って,北緯54゜40′線を北端とするオレゴン全域を合衆国に併合しようとする国家膨張熱へと発展し,これに反対するイギリス側との間に幾度か交渉がくり返された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オレゴン問題
おれごんもんだい
Oregon Question

19世紀前半に、北米オレゴン地域の領有をめぐって起こった外交問題。北アメリカ太平洋に面し、カリフォルニア北端からアラスカの南に至る広大なオレゴン地域は、19世紀初めまでスペイン、ロシア、イギリス、アメリカの4国が領有権を主張していたが、スペインとロシアが相次いでその主張を取り下げたため、1824年以降は、米英両国が共同で領有する形になっていた。しかし、1840年前後から同地域に移住するアメリカ人が増えるにしたがい、オレゴン全域の獲得を求める声がアメリカ国内に高まり、「北緯54度40分か、さもなければ戦争!」というスローガンを掲げて大統領に当選したポークのもと、イギリス政府との交渉が重ねられた。その結果、1846年、アメリカと英領カナダの既定の境界の延長線、すなわち北緯49度線をもってオレゴンを分割することで妥協が成立した。このオレゴン協定により、アメリカ合衆国とカナダの国境線が最終的に確定した。[平野 孝]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

オレゴン問題の関連キーワードカリフォルニア米カリフォルニア・ドリームカリフォルニア・ドールズカリフォルニア・レーズンデーカリフォルニケーション夢のカリフォルニアカリフォルニア・ガールズカリフォルニア・バレエ団カリフォルニア・ラブカリフォルニア大学バークレー校

今日のキーワード

大統領補佐官

各種政策の立案その他に関し,側近として大統領に助言する役職だが,実質上はブレーン,顧問として多面的な役割を担う。憲法で定められた唯一の行政責任者である合衆国大統領は,強大な権力を持つにもかかわらず,議...

続きを読む

コトバンク for iPhone