ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カサリン[バロア家]」の意味・わかりやすい解説
カサリン[バロア家]
カサリン[バロアけ]
Catherine of Valois
[没]1437.1.3. ロンドン
イングランド王ヘンリー5世の妃。キャサリンとも表記される。フランス王シャルル6世の王女。 1420年イギリス,フランス両国がトロアの和約を結んだときヘンリー5世と結婚,男子 (のちのヘンリー6世) を産んだが,22年夫が死んだため,25年頃ウェールズの地方有力者オーウェン・チューダーとひそかに結婚,3人の男子を産む。その長男エドマンドがのちのチューダー朝の始祖ヘンリー7世の父となる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報