百科事典マイペディア 「チューダー」の意味・わかりやすい解説
チューダー
→関連項目ロビンズ
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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イギリスの舞踊家,振付師。ロンドン生れ。1930年バレエ・ランバートに入団,《リラの園》(1936,ショーソン曲),《暗い悲歌》(1937,マーラー曲)を振り付けたが,1939年L.チェーズに招かれてアメリカに渡り,彼女の〈バレエ・シアター〉(アメリカン・バレエ・シアター)の創設に参加。2年後,同団の主任振付師になった。現代の振付師の中でもロマンティックで抒情性ゆたかな作風で知られる。それは単なる装飾的な踊りでなく,舞踊と演技が区別できないほど一元化してドラマの中に組み込まれている。ストーリー・テラーとしての資質に恵まれ,人間の苦悩に対する彼の共感のゆえに〈人間の悲哀の振付師〉とか,かつてバレエが知らなかったニュアンスと洗練されたデリカシーで人間の心理の奥底を洞察するために〈心理表現の振付師〉といわれた。代表作として他に《火の柱》(1942,シェーンベルク曲),《風の影》(1948,マーラー曲)などがある。
執筆者:木村 英二
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
イギリスのバレエ振付家。ロンドンに生まれる。ランベールに師事、若くして作品をつくり始め、バレエ・ランベール(現ランベール・ダンス・カンパニー)で名作『リラの園』(1936)、『暗い悲歌』(1937)などを上演。バレエのもつスペクタクル性を排し、革新的な意欲のあふれるものであった。1940年アメリカに移住、創設期のアメリカン・バレエ・シアターに参加、ノラ・ケイなどのダンサーを使い、『火の柱』(1942)、『底流』(1945)などを上演した。60年代は低迷したが、75年の『葉は色あせて』は傑作である。
[市川 雅]
『片岡康子編著『20世紀舞踊の作家と作品世界』(1999・遊戯社)』
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…男子のヒンドゥー教徒は,伝統的な人は今日でも頭頂に少し髪を残している。この髪をちょんまげのように束ねたものをシカー(またはチューダー)という。女性はクンクムと称する印を額につける。…
※「チューダー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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