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カトリヤンマ

百科事典マイペディアの解説

カトリヤンマ

ヤンマ科のトンボの1種。体長70mm内外,胸は黄緑色,腹は黒色で青や緑の紋がある。北海道を除く日本各地に分布。夏に現れ,昼間は薄暗い木陰にひそみ,夕刻飛び回って小昆虫,特にカを食べる。
→関連項目ヤンマ

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カトリヤンマ
かとりやんま / 蚊採蜻
[学]Gynacantha japonica

昆虫綱トンボ目ヤンマ科に属する昆虫。体長約70ミリメートル、後翅(こうし)長45ミリメートル。細身のヤンマで羽化後の個体は全体に淡い汚褐色で、夕暮れと早朝の薄暮時に地上や水面上を低く飛び、摂食に専念する。成熟した個体は体の地色が緑色となり、腹背の黒色も明瞭(めいりょう)となる。雄の腹部第3節は強くくびれている。この属は熱帯に多数の種があり日本は属の分布北限にあたる。本州以南、南西諸島まで分布し、大陸にはごく近似のものがみられる。幼虫は湿地の停水に育つが水田などにもみられる。[朝比奈正二郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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