カリフォルニア大学ロサンゼルス校(読み)カリフォルニアだいがくロサンゼルスこう

大学事典 の解説

カリフォルニア大学ロサンゼルス校[アメリカ]
カリフォルニアだいがくロサンゼルスこう

起源は1881年にサンノゼ州立師範学校分校として創設された,ロサンゼルス州立師範学校にある。1919年にカリフォルニア州南部の大学教育の要求に応じて,師範学校を再編し大学とした。当初は市中心部の西側,25エーカーのキャンパスに250名の学生を擁した。師範コースは1922年に教育カレッジとなり,現在の教育学大学院となった。1925年大学はビバリー・サイトと呼ばれた現在地に移転することを決定し,27年正式にUCLAを名乗った。文理学部はすでに1923年から大学上級学年の教育を開始し,25年には男子29名と女子100名に学士号を授与した。1960年以降,急激な大規模化のなかで教育研究の質向上を推進し,研究大学として際立った発展を遂げた。土地柄を反映し,映画,演劇などに優れ,学生スポーツも有名である。
著者: 羽田積男

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

世界の観光地名がわかる事典 の解説

カリフォルニアだいがくロサンゼルスこう【カリフォルニア大学ロサンゼルス校】

アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスにある、同国を代表する名門州立大学。1919年に設置され、カリフォルニア大学校群のなかでもカリフォルニア大学バークレー校に次ぐ歴史を誇り、通称「UCLA」は日本人にもなじみが深い。1.7km2という広大な敷地には、新旧のさまざまな建物が170棟以上点在している。また、構内には校舎ほかに70点以上の20世紀彫刻がある彫刻庭園や文化史博物館、植物園などの施設があり、一般公開されている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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