ガスメーター(英語表記)gas meter

翻訳|gas meter

百科事典マイペディアの解説

ガスメーター

パイプの中を通るガスの体積積算指示する計量器都市ガスプロパンガスの取引に使用。家庭用など小口需要には,合成ゴム膜製のふいご状の袋を拡張・収縮させてガス量を量り,その回数を指示させる(膜式ガスメーター)。大口需要には回転ドラムを用いた湿式メーターを使う。

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世界大百科事典 第2版の解説

ガスメーター【gas meter】

気体の体積を測定する計器。とくに都市ガスやプロパンガスの使用量を測定する取引用のメーターを指すことが多い。動作原理や構造で膜式ガスメーター,タービンメーター湿式ガスメーターに大別される。湿式ガスメーターは水で半分満たされたケースの中で,4個の部屋に仕切られた内円筒が中央から流入するガスの圧力で回転して一定容積のガスを計量する。通過体積が回転数と対応する。タービンメーターはガスの流れで羽根車を回す。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ガスメーター
がすめーたー
gas meter

管中を通過したガスの体積を積算して計量する計器。都市ガスや液化石油ガス(LPG)を取引する際の計量などに広く用いられている。膜式、湿式、回転子型などの種類がある。これらはいずれも実測式とよばれる測定方法によっており、可動壁で仕切られた一定体積の計量室をもち、この部分にガスを満たして順次送り出す回数を数えて計量を行う。膜式ガスメーターは家庭用として使われているもので、柔軟な膜を隔壁とする2個の計量室をもち、膜の動きによって弁を作動させてガスの流路を交互に切り換える。耐久性に優れ、手入れなしで10年程度使用できる。湿式ガスメーターは水または油の自由液面を隔壁とし、回転軸に取り付けた複数個の計量室が回転しながら順次ガスを量り取る。取り扱いは不便だが、精度が高いため基準メーターとして用いられる。回転子型ガスメーターは、回転子と周囲の壁との間に回転によって順次移動する計量室を構成するようにつくられている。回転子と壁との間にわずかなすきまがあるため多少の漏れは避けられないが、小形で大容量の計量を行うことができる。前記の実測式のほか、1980年ごろから各種の流量計・流速計(絞り流量計、コリオリ流量計、羽根車など)と電子式積算機構を組み合わせた装置が取引用ガスメーターとしても利用されている。[三井清人]

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