キリ テ・カナワ(英語表記)Kiri Te Kanawa

20世紀西洋人名事典の解説

キリ テ・カナワ
Kiri Te Kanawa


1944 -
ニュージーランドのソプラノ歌手。
ギズボーン生まれ。
舞台栄えのする容姿、新鮮で暖かみのある声質、なめらかな歌唱などにより、今日最も優れた抒情的ソプラノ歌手の一人とされ、父はマオリ族の名家出身。1970年、ロンドンのコベント・ガーデン王立歌劇場でデビューし、モーツァルトの「フィガロの結婚」の伯爵夫人役で成功を収め、一躍名声を得る。以後、世界の主要歌劇場を舞台に、モーツァルトのオペラの主な役を中心にベルディプッチーニなどを歌っている。82年エリザベス女王から“デーム”に叙せられた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

現代外国人名録2012の解説

キリ テ・カナワ
キリ テカナワ
Kiri Te Kanawa


国籍
ニュージーランド

専門
ソプラノ歌手

本名
Kiri Jeanette Claire Te Kanawa

生年月日
1944/3/6

出生地
ニュージーランド ギスボーン

経歴
父はマオリ族出身、母はヨーロッパ人。オークランドでメアリー・レオに学び、メルボルンのサン・エアリア・コンクール第1位など、いくつか受賞。渡英してロンドン・オペラ・センターで学んだ。1969年ニュージーランド・オペラ・カンパニーに所属し、「カルメン」でデビュー。同年コベント・ガーデン王立歌劇場の「花の乙女」でヨーロッパデビュー。’70年「フィガロの結婚」の伯爵夫人で一躍国際的スターとなった。’73年グラインドボーン音楽祭に出演。’74年「オテロ」デズデモナ役でメトロポリタン歌劇場にデビュー。’80年には同役でウィーン歌劇場にもデビュー。他にパリ・オペラ座などに出演。他の当たり役に「ばらの騎士」元帥夫人、「カプリッチョ」伯爵夫人など。’81年チャールズ皇太子結婚式でヘンデルのオラトリオ「サムソン」の中の曲を独唱。’82年エリザベス女王から“デーム”に叙せられた。オペラ曲の他、アメリカのポピュラー音楽も歌う。’70年以来度々来日。’97年にはジャズ歌手、ナタリー・コールとの異色の組み合わせで来日公演を行う。著書に「白雲たなびく地―マオリの神話と伝説」(1989年)がある。

受賞
サン・エアリア・コンクール第1位

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」(2012年刊)現代外国人名録2012について 情報

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