ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クニャージ」の意味・わかりやすい解説
クニャージ
knyaz'
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
ロシアの公、侯の意。最初は種族、氏族の長の称号であった。リューリクによる国家形成後はその一族が公とよばれ、なかでもキエフ(現、キーウ)を支配したものを大公(ベリキー・クニャージ)とよんだ。モンゴル支配時代には、ハンにより任命された者が全ロシアの大公と認められたが、モスクワなどの公国が自立性を強めると、大公を称するに至る。大公国内に属領をもつ皇子たちは分領公といわれた。14、15世紀モスクワ大公の強大化に伴い、分領公はしだいに大公に仕える勤務公となり、貴族の上層部を占めたが、大公の称号がツァーリにかわり、君主権の強化につれて、公の特権は失われ、世襲的なこの称号のみが残った。18世紀以後、皇帝が恩賞として公の称号を付与した。
[伊藤幸男]
一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...