旺文社世界史事典 三訂版「クメール人」の解説
クメール人
クメールじん
Khmers
メコン川流域に分布し,1世紀末ごろメコン川下流に扶南を建国したのではないかとされる。6世紀にはメコン中流の真臘 (しんろう) が勃興。真臘は9世紀に首都アンコール−トムを,12世紀にアンコール−ワットを造営した。13世紀以後,タイ族・ヴェトナム族の圧迫を受けて領土は縮小。19世紀後半にフランスの支配下にはいった。第二次世界大戦後,独立。
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