クラウド

共同通信ニュース用語解説 「クラウド」の解説

クラウド

パソコンスマートフォンメモリーにではなく、外部のサーバーにソフトウエアデータを保存し、インターネット経由でアクセスして利用する仕組み。クラウドコンピューティングの略語。利用者は導入運用コストを減らすことができる。メールや音楽配信などの身近なサービス以外にも、官庁企業業務データ管理などさまざまな分野に広がっている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

百科事典マイペディア 「クラウド」の意味・わかりやすい解説

クラウド

インターネット上の複数のサーバーを利用して,ソフトウェアデータベースなどの厖大な資源を活用するサービス。クラウド・コンピューティングとも呼ばれる。従来のようにクライアントPCですべて処理するのではなく,インターネットを介してさまざまなサーバーにあるリソースを利用することが可能となる。ユーザーは複数のPCを活用していても,それを意識せずに提供されるサービスの内容のみに意識を集中することができる。アプリケーションのみならず,顧客管理や大規模データの利用など広範な用途が期待されている。英語のクラウド(cloud)は〈雲〉で,インターネット上で増え続ける厖大な情報をイメージした言葉である。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android