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クルスス・プブリクス cursus publicus

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世界大百科事典 第2版の解説

クルスス・プブリクス【cursus publicus】

ローマ帝国の駅伝制度。共和政期には政務官も私人も自分の召使を派遣して通信せねばならなかった。アウグストゥスイタリアや西部で使者を中継する制度を用いていたが,東方,とりわけエジプトで行われていた一定間隔で馬や荷車を備えた駅を置く制度に変えた。これによって1人の使者が駅で馬を乗り替えることにより全行程を行くことができ,必要な場合には口頭で報告することもできるようになった。この制度は公的な通信に限られ,私用する場合には皇帝の許可を必要とし,その許可もまれにしか与えられなかった。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のクルスス・プブリクスの言及

【郵便】より

…広大な帝国の統一のため情報の伝達と収集が重要になり,リレー方式による伝令制が開設された。ペルシアのこの制度をならったローマの駅伝制はクルスス・プブリクスcursus publicus(公共便)と呼ばれ,馬と馬車が用いられた。軍事・政治上の要請から出たもので,当然のことながら公的な通信のためのものであった。…

【郵便】より

…広大な帝国の統一のため情報の伝達と収集が重要になり,リレー方式による伝令制が開設された。ペルシアのこの制度をならったローマの駅伝制はクルスス・プブリクスcursus publicus(公共便)と呼ばれ,馬と馬車が用いられた。軍事・政治上の要請から出たもので,当然のことながら公的な通信のためのものであった。…

※「クルスス・プブリクス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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