コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

クレディ・モビリエ Société Générale de Crédit Mobilier

1件 の用語解説(クレディ・モビリエの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

クレディ・モビリエ【Société Générale de Crédit Mobilier】

1852年に,サン・シモン主義者として知られるユダヤ系の銀行家ペレール兄弟がパリに創設した株式投資銀行。〈動産銀行〉とも呼ばれるナポレオン3世の庇護を受けて1850年代に急成長をとげ,フランス国内のみならず,スペインから東欧,ロシアに及ぶヨーロッパ大陸の広域で,鉄道および銀行を中心とする多様な業種の企業の発起に従事した。しかし,60年代に入って,ロスチャイルド商会を中心とするパリの国際的な個人銀行グループとの競争が激化するにしたがって,企業活動は投機的性向を強め,経営内容も次第に悪化した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のクレディ・モビリエの言及

【銀行】より

…それは長期の産業金融を主要業務とする事業銀行(バンク・ダフェールbanque d’affaires)である。その原型は,1852年にポルトガル系ユダヤ人ペレール兄弟によって創設されたクレディ・モビリエである。彼らは,銀行による産業の統制をスローガンとするサン・シモン主義を思想的背景としていた。…

【ペレール兄弟】より

…ともにサン・シモン主義に心酔し,1830年代初頭に《グローブ》《ナシヨナル》両紙の編集に携わった後,草創期の鉄道建設に身を投じ,ロートシルト商会とともにパリ~サン・ジェルマン鉄道,北部鉄道を建設した。第二帝政の発足とともに,ナポレオン3世の支持を得て,52年に株式投資銀行クレディ・モビリエを創設した。この銀行の創設を契機にロートシルト商会と不和になり,以後同商会とは,種々の企業発起(とくに鉄道建設)をめぐってヨーロッパ各地で激しく争った。…

※「クレディ・モビリエ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

クレディ・モビリエの関連キーワードシモンズ病プラトン主義ロイヒリンサンシモンサンチョパンサ主義者マルクスレーニン主義マロンロマンチスト菜食主義者

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone