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クロスランド Crosland, Charles Anthony Raven

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クロスランド
Crosland, Charles Anthony Raven

[生]1918.8.29. ロンドン
[没]1977.2.19. オックスフォード
イギリスの政治家。労働党右派の理論家で,H.ゲイツケル党首の友人兼アドバイザー。オックスフォード大学卒業。第2次世界大戦には在学中に従軍。 45年復学,大学院に進み,50年まで経済学特別研究員,講師。 50年労働党下院議員当選。 55年落選。 56~58年ゲイツケル党首のもとで協同組合運動を指導。 59年下院議員に再選。 61~62年フェビアン協会会長。 65~67年教育・科学相,67~69年商相,69~70年地方自治・地域開発相,74~76年環境相,76~77年外相。

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世界大百科事典 第2版の解説

クロスランド【Charles Anthony Raven Crosland】

1918‐74
イギリス労働党の理論家。オックスフォード大学を卒業後,第1次大戦中はフランス戦線などに参加。1947年から50年までオックスフォードのトリニティ・カレッジで経済学を講義する。50年に党首ゲーツケルの懇望により政界入りし労働党から立候補して当選,55年には落選したが59年にはふたたび当選し,労働党右派の指導者として活躍した。多数の論文を《エンカウンターEncounter》誌に発表しているほか,主著に《イギリスの経済問題Britain’s Economic Problem》(1953),《The Future of Socialism》(1956)がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クロスランド
くろすらんど
Anthony Raven Crosland
(1918―1977)

イギリスの政治家。オックスフォード大学を卒業後、同大学の経済学講師を経て、1950年に労働党下院議員となる。1960年代にウィルソン内閣の教育科学相、商務相、地方自治・地域計画相を歴任、1970年代には環境相、キャラハン内閣の外相を務めた。著書『社会主義の将来』(1956)は、国有化政策批判などを展開したもので、労働党右派に理論的基盤を提供した。[木畑洋一]

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