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グリソン Galictis vittata; grison

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グリソン
Galictis vittata; grison

食肉目イタチ科。体長 40~50cm。体の上面は灰色,下面黒茶色。額から肩にかけて白色のはっきりした筋がある。他の動物が掘ったを利用して,あるいは大きな岩の下や地面にみずから穴を掘ってねぐらとする。小型哺乳類や鳥を捕食する。メキシコ南部から南アメリカギアナを経てブラジルまで分布し,海岸から標高 1200mぐらいにかけて生息する。

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岩石学辞典の解説

グリソン

フランスの一部で用いられているグレイワッケのこと.フランス語のgrisonは灰色の意味.

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世界大百科事典 第2版の解説

グリソン【grison】

毛色がアナグマに似るが体型はイタチに似た食肉目イタチ科の哺乳類(イラスト)。メキシコ南部からブラジル南東部,ペルー中部までの森林に分布する。体長47~55cm,尾長16cm前後,体重1.4~3.5kg。四肢がきわめて短く,と胴が細長く,体型はイタチに似るがはるかに大きい。顔,のど,首の下面,四肢は黒色,後頭から首,背,腰の背面と尾は灰色,頭頂から短い耳介と首側を通り前肢基部に達する顕著な白帯がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グリソン
ぐりそん
grison

哺乳(ほにゅう)綱食肉目イタチ科グリソン属に含まれる動物の総称。この属Galictisには、コロンビア、ペルー、ブラジルにいるオオグリソンG. vittata、パナマ、メキシコにいるメキシコグリソンG. allamandi、ペルー、ウルグアイ、チリにいるショウグリソンG. cujaの3種がいるが、前2種をまとめることもある。オオグリソンは体長48~55センチメートル、尾長16センチメートル、後2種は体長40~45センチメートル、尾長15~19センチメートルである。背中は灰色ないし黄灰色であるが、前頭部から頸(くび)にかけて白く、顔からのど、四肢は黒い。目の上から頸にかけてはっきりと白黒が分かれる。草原にも森林にもすみ、ほかの動物、たとえば齧歯(げっし)類のビスカチャが掘った巣穴を占領して、何頭もいっしょに生活する。雑食性で、ネズミや小鳥、カエル、昆虫のほか果実も食べる。10月に2~4子を産む。[朝日 稔]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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