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ケンメラー Kemmerer, Edwin Walter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ケンメラー
Kemmerer, Edwin Walter

[生]1875.6.29. ペンシルバニア,スクラントン
[没]1945.12.16. ニュージャージー,プリンストン
アメリカの経済学者。 1903年コーネル大学で博士号をとり,パーデュー (1901~03) ,コーネル (06~12) 各大学を経て,12年プリンストン大学教授となる (43年以降同大学名誉教授) 。この間メキシコ,グアテマラ,コロンビア,チリ,ポーランドなど 14の政府の金融顧問を歴任して各国の通貨制度の改革に貢献し,「マネー・ドクター」と呼ばれた。 26年アメリカ経済学会会長。貨幣論で種々の貢献があり,交換方程式の定式化を行なった一人である。主著『貨幣と信用用具とそれらの一般物価に対する関係』 Money and Credit Instrument in their Relations to General Prices (1907) ,『連邦準備制度の ABC』 The ABC of the Federal Reserve System (18) ほか著書多数。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ケンメラー
けんめらー
Edwin Walter Kemmerer
(1875―1945)

アメリカの経済学者。プリンストン大学教授(1912~28)。貨幣・金融問題の専門家として国際的に知られ、フィリピンをはじめ中国や中南米諸国などの貨幣・金融制度の改革に顧問として貢献した。1937年から45年まで貨幣政策全国委員会の委員長を務めた。改革における彼の基本的な立場は、健全な金本位制下における通貨、物価、為替の安定であり、このために中央銀行の設立、金為替本位制の採用などを提案した。主著には『現代通貨改革』Modern Currency Reforms(1916)などがある。[田中敏弘]

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