コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

コノハムシ コノハムシPhylliidae; leaf insect

3件 の用語解説(コノハムシの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コノハムシ
コノハムシ
Phylliidae; leaf insect

ナナフシ目コノハムシ科に属する昆虫の総称。雌が木の葉形の昆虫のなかでも最も木の葉に似ているので有名。特に腹背においた2枚の前翅がつくる1枚の葉の形はみごとである。体長 60~80mm。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

コノハムシ

ナナフシ目コノハムシ科の1種。雄50mm,雌70mm内外,緑色。扁平で,広葉樹の葉によく似ていて,保護色の好例として有名。スリランカ,南インドフィリピンパラオ諸島に分布。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コノハムシ
このはむし / 木葉虫
leaf-insects

昆虫綱ナナフシ目コノハムシ科の昆虫の総称、またはそのなかの1種。コノハムシ科Phylliidaeの昆虫は、体長6~8センチメートルで、いずれも黄緑色ないし緑色をしており、頭部や胸部はナナフシ類の特徴を残すものの、腹部は背腹に扁平(へんぺい)で、横に幅広くなっている。雄の前翅(ぜんし)は小さく、後翅のみが畳まれて正中線に沿って腹背に置かれるのみであるが、雌の腹部背面に置かれた2枚の前翅は、体の正中線で左右相接し、ちょうど1枚の木の葉を思わせ、翅脈は葉脈を模した形になっている。コノハムシの名はこの前翅の形状に基づいている。各脚(あし)は短く、腿節(たいせつ)には大きい装飾葉片をつける。実際にこの虫が植物葉上にいると木の葉と紛らわしく、隠れ擬態の効果のあることが示される。卵も植物の種子状で、地面に落ちるとみつけにくい。主として東アジアの熱帯に分布しており、パラオ諸島やニューギニア島、スリランカなどにすんでいるが、スリランカのコノハムシPhyllium siccifoliumが代表種。日本にはいない。[山崎柄根]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コノハムシの関連情報