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コノリー Connolly, Cyril (Vernon)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コノリー
Connolly, Cyril (Vernon)

[生]1903.9.10. コベントリー
[没]1974.11.26. ロンドン
イギリスの批評家。オックスフォード大学に学ぶ。『ニュー・ステーツマン』『オブザーバー』『サンデー・タイムズ』など代表的な新聞雑誌に書評などを定期的に寄稿。 1939年,詩人スペンダーとともに文芸誌『ホライズン』 Horizonを創刊,50年の廃刊まで編集にあたった。評論集に『嘱望の敵』 Enemies of Promise (1938) ,『不安な墓場』 The Unquiet Grave (44) ,『思想と場所』 Ideas and Places (53) ,小説に『岩穴』 The Rock Pool (36) がある。

コノリー
Connolly, James

[生]1868.6.5. イギリス,エディンバラ
[没]1916.5.12. アイルランド,ダブリン
アイルランド独立運動指導者。ジェームズ・ラーキンらと労働運動を行なってアイルランドに社会主義思想をもたらした。第1次世界大戦勃発後は武装蜂起を主張。復活祭蜂起(1916)後,ダブリンで処刑された。

コノリー
Connolly, Maureen Catherine

[生]1934.9.17. カリフォルニア,サンディエゴ
[没]1969.6.21. テキサス,ダラス
アメリカ合衆国のテニス選手。愛称は Little Mo。10歳でテニスを始め,1949年史上最年少で全米ジュニア選手権大会で優勝。1951年全米選手権大会(→全米オープンテニス選手権大会)の女子シングルスで初優勝し,1952年に 2連覇を果たす。さらに,ウィンブルドン選手権大会を初勝利で飾り,1953年には全豪選手権大会(→全豪オープン),全仏選手権大会(→全仏オープン),ウィンブルドン選手権,全米選手権を制覇して,女子テニス史上初の年間グランドスラム(四大大会制覇)を達成した。1954年に全仏選手権 2連覇,ウィンブルドン選手権 3連覇を成し遂げたが,落馬による負傷のため引退を余儀なくされた。強力なドライブとポーカーフェースで相手を威圧した。1968年国際テニス殿堂入り。

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百科事典マイペディアの解説

コノリー

アイルランドのマルクス主義的社会主義者。ダブリン,米国,ベルファストで労働運動に関わる。1916年アイルランドの英国からの独立を図ったダブリンのイースター蜂起では独立宣言に署名した一人。

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世界大百科事典 第2版の解説

コノリー【Cyril Vernon Connolly】

1903‐74
イギリスの批評家。オックスフォード大学出身。前衛的な文芸批評雑誌《ホライズン》(1939‐50)を創刊編集。1940年代のイギリス文壇に,T.S.エリオット以後のもっとも清新な国際的な,汎ヨーロッパ的ないぶきを導き入れた。《サンデー・タイムズ》の常任書評者として活躍,奇矯とも思える繊細な感受性と地中海ラテン世界への愛着ある美意識によって《期待を裏切るもの》(1938),《呪われた運動場》(1945),《夕暮れの柱廊》(1973)などの批評集を世に送ったが,彼の資質をもっともよく示すものは,第2次大戦下〈パリヌルスPalinurus〉という筆名で綴った批評的独白録,断片による省察《不安の墓》(1945)であろう。

コノリー【James Connolly】

1868‐1916
アイルランドのマルクス主義的社会主義者。イースター蜂起の際,共和国独立宣言に署名した7名の指導者の一人として国民の尊敬を集めている。アイルランド移民の子としてエジンバラに生まれ,1896年にダブリンでアイルランド社会主義共和党(1903年にアイルランド社会党となる)を組織する。1903年から10年までアメリカ合衆国に滞在し,アイルランド社会主義同盟を組織。帰国後ベルファストでアイルランド運輸・一般労働組合の組織者となり,12年にはジェームズ・ラーキンとともに労働党を結成した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コノリー
このりー
Cyril Vernon Connolly
(1903―1974)

イギリスの批評家。オックスフォード大学出身。1939~50年、月刊文芸誌『ホライゾン』を編集発行し、汎(はん)ヨーロッパ的視野と高踏的嗜好(しこう)を特色とした。作品は評論集『嘱望の敵』(1938)、『呪(のろ)われた遊戯場』(1945)、パリヌールスの偽名で戦時下の思索をつづった『不安な墓場』(1944)、紀行文、作家論集『性急な確信』(1963)、『夕暮の柱廊』(1973)、書簡集『ロマン的友情』(1975)など。[土岐恒二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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