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コモドオオトカゲ Varanus komodoensis; Komodo dragon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コモドオオトカゲ
Varanus komodoensis; Komodo dragon

トカゲ目オオトカゲ科。コモドドラゴンともいう。現生トカゲでは最大種で全長 3mに達する。頭部は細長く,胴は太くて幅広く,耳孔の後ろから胴側面にひだが通っている。尾の基部は太い。四肢は太くがっしりしており,爪は大きく鋭い。インドネシアコモド島フロレス島リンチャ島,パドール島にのみ分布する希少動物の一つである。小型哺乳類をはじめ小動物をなんでも捕食する。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

コモドオオトカゲ

大きなもので体長3メートル、体重100キロを超える世界最大級のトカゲ。英語名はコモドドラゴン。長い舌を出し入れしながら周囲数キロのにおいを覚知する。1億年以上前の地殻変動で原形ができたとされるコモド、リンチャ、ギリ・モタンの3島に生息する。

(2010-06-26 朝日新聞 朝刊 アジア)

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百科事典マイペディアの解説

コモドオオトカゲ

オオトカゲ

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世界大百科事典 第2版の解説

コモドオオトカゲ【Komodo dragon】

オオトカゲ科の世界最大のトカゲ(イラスト)。インドネシアの小スンダ列島のコモド,リンチャ,パダール,フロレス(西部)の諸島にのみ分布。全長2~3m。長さだけでは尾の長いニューギニアオオトカゲV.salvadoriiに一歩譲るが,太い胴を引きずるようにのし歩く様は,まさに“ドラゴン”の呼び名にふさわしい。丘陵地帯の降雨林にすみ,草原やときには海岸にも現れる。餌はシカ,イノシシ,サルなどの哺乳類で,強力なあごと前肢のつめで襲うが,大きな獲物は強大な尾で打ち倒す。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コモドオオトカゲ
こもどおおとかげ
Komodo dragon
[学]Varanus comodoensis

爬虫(はちゅう)綱有鱗(ゆうりん)目オオトカゲ科のトカゲ。別名コモドドラゴンともいい、トカゲの世界最大種として知られる。インドネシア、小スンダ列島のコモド、リンチャ、パダール、フロレス各島に分布する。全長2~3メートルの大形で、体長については諸説があるが、現存個体では最大3メートルぐらいに達する。長さではニューギニアオオトカゲV. salvadoriiの4メートルに一歩譲るが、太い胴、強大な尾、発達した四肢とつめは、「ドラゴン」(竜)または「陸のワニ」の名にふさわしい。丘陵地帯の森林にすみ、草原やときには海岸にも現れる。地上性で、若い個体は木にも登る。餌(えさ)はシカ、イノシシ、サル、ヤギなどの哺乳(ほにゅう)類で、獲物は強力なあごとつめで襲うが、大きな獲物や敵は強大な尾で打ち倒す。若い個体はトカゲ、ネズミ、鳥やウミガメの卵を餌としている。性質は荒いが人を襲うことはほとんどなく、現地住民は「オラ」(兄弟)とよんでたいせつにし、また1931年以来政府の手で保護されている。[松井孝爾]

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世界大百科事典内のコモドオオトカゲの言及

【オオトカゲ】より

…大型ではあるがふつうは人に対して危険でなく,すべて無毒。“陸のワニ”と呼ばれるコモドオオトカゲVaranus komodoensis(英名Komodo dragon)(イラスト)の全長3mをはじめ,1~2m級の大型種が大半を占める。31種が北部を除くアフリカ,小アジア,アジア南部およびオセアニアに分布している。…

【オオトカゲ】より

…大型ではあるがふつうは人に対して危険でなく,すべて無毒。“陸のワニ”と呼ばれるコモドオオトカゲVaranus komodoensis(英名Komodo dragon)(イラスト)の全長3mをはじめ,1~2m級の大型種が大半を占める。31種が北部を除くアフリカ,小アジア,アジア南部およびオセアニアに分布している。…

【オオトカゲ】より

…大型ではあるがふつうは人に対して危険でなく,すべて無毒。“陸のワニ”と呼ばれるコモドオオトカゲVaranus komodoensis(英名Komodo dragon)(イラスト)の全長3mをはじめ,1~2m級の大型種が大半を占める。31種が北部を除くアフリカ,小アジア,アジア南部およびオセアニアに分布している。…

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