デジタル大辞泉 「コルドファン高原」の意味・読み・例文・類語 コルドファン‐こうげん〔‐カウゲン〕【コルドファン高原】 《Kordofan Plateau》スーダン中央部の高原。標高約600メートルから1200メートル。旧コルドファン州にあたり、主要都市は北コルドファン州の州都オベイド。アラビアゴムの生産が盛ん。ヌバ族が多く住む。コールドファン高原。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「コルドファン高原」の意味・わかりやすい解説 コルドファン高原こるどふぁんこうげんKordofan Plateau アフリカ北東部、スーダン中部の高原。標高約600メートルで、標高1200メートルほどの山体が点在する。この高原はスーダンのコルドファン州をなし、これだけで日本の面積よりもすこし大きく、38万平方キロメートルある。州都オベイドを中心に約28万人が家畜とともにアラビアゴム、スイカ、トウモロコシ、綿花、ドゥラ(モロコシの一種。Sorghum vulgare)などを栽培している。高原全体が乾燥しており、年降水量は北部で100ミリメートル程度で、ステップまたは低木草原となり、南部では800ミリメートルでサバナ景観を示す。[堀 信行] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例