日本大百科全書(ニッポニカ) 「オベイド」の意味・わかりやすい解説 オベイドおべいどObeid アフリカ北東部、スーダンのほぼ中央にある都市。北コルドファン州の州都。エル・オベイドともいう。人口22万9425(1993)。古くからラクダ隊商による交易の中心であったが、1912年に開通した鉄道や幹線道路網で首都ハルトゥームほか国内の主要都市と結ばれており、今日も重要な商業、通信の中心地となっている。周辺は綿実油、アラビアゴムの産地。1883年イギリス・エジプト軍がムハンマド・アフマドに敗れた場所としても知られている。[端 信行] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例