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コルドモア コルドモア Cordemoy, Géraud de

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コルドモア
コルドモア
Cordemoy, Géraud de

[生]1620頃.パリ
[没]1684.10.8. パリ
フランスの哲学者。弁護士として成功し,1667年 J.ボシュエの推挙により皇太子侍講となり,シャルルマーニュ伝に手を染めた。デカルト二元論より出発し,あらゆる変化の因を精神や物体を機会として働く神の作用に求め,偶因論の先駆者となった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コルドモア
こるどもあ
Graud de Cordemoy
(1628―1684)

フランスの哲学者、歴史家。パリに生まれ、弁護士として成功した。のちにデカルト哲学を知り、機会原因論(偶因論)の哲学を唱えた。『物と心の区別について』(1666)は、まず原子論の立場から運動を論じ、ついで心身問題を考察している。神のみがあらゆる運動変化の真の原因で、神の媒介によって生じる物体相互の接触や心身の変化は神の作用の「機会」にすぎないと説く。心身間にはデカルトの二元論的解釈にたつ相互作用は否定され、対応だけが認められた。この立場から、『言葉について』(1668)は、意志疎通(そつう)の手段として啓示や霊感を言語のうえに置いた。晩年には『ゴール人の時代からのフランス史』2巻(1685~1689)の執筆に熱意を注いだ。[香川知晶]
『桂寿一著『デカルト哲学とその発展』(1966・東京大学出版会)』

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