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コンソート consort

翻訳|consort

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コンソート
consort

16~17世紀のイギリス器楽室内アンサンブルおよびそのために書かれた音楽。同属楽器だけで編成されたコンソートはホール・コンソート,種々の楽器で編成された場合にはブロークン・コンソートと呼ばれた。

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デジタル大辞泉の解説

コンソート(consort)

16~17世紀の英国で流行した小さな合奏団。また、そのための作品。同系統の楽器だけのものと、二系統以上の楽器の混成のものとがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

コンソート【consort】

16世紀末から17世紀にかけてイギリスの宮廷や家庭で盛んに行われた器楽合奏,およびそのための音楽。4~6人で演奏される室内楽であるが,編成はさまざまで,合唱の伴奏をつとめることもあった。コンソートの語源は,声と楽器の単なるアンサンブルであったイタリアの初期コンチェルトにあると考えられるが,17世紀には異種楽器の合奏体をさすか,あるいはそうした合奏のための曲集の標題に見られる。今日では同属楽器(ビオル属など)によるもの(whole consort)と異種楽器(ビオルのほか,バイオリンやリュート,木管など)の混成によるもの(broken consort)という分類が一般的であるが,当時の用語法は一貫しておらずいささか不明瞭である。

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大辞林 第三版の解説

コンソート【consort】

一六、七世紀のイギリスで行われた小規模な器楽合奏、およびその作品。同属楽器のみによる合奏と何種類かの楽器の混成による合奏との二種がある。曲集の題名にも用いられる。

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世界大百科事典内のコンソートの言及

【ビオラ・ダ・ガンバ】より

…イタリアではこの時期になるとガンバの使用は衰え,ほとんど製作されていない。 16~17世紀の音楽生活に,大小のガンバによる合奏(イギリスでは〈コンソートconsort〉といった。ダウランドの舞曲集《七つの涙》など)は重要な役割を演じた。…

【ビオラ・ダ・ガンバ】より

…イタリアではこの時期になるとガンバの使用は衰え,ほとんど製作されていない。 16~17世紀の音楽生活に,大小のガンバによる合奏(イギリスでは〈コンソートconsort〉といった。ダウランドの舞曲集《七つの涙》など)は重要な役割を演じた。…

※「コンソート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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