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重唱 ジュウショウ

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デジタル大辞泉の解説

じゅう‐しょう〔ヂユウシヤウ〕【重唱】

[名](スル)二つ以上の声部を、それぞれ一人ずつが担当して歌うこと。二重唱四重唱など。連唱。

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大辞林 第三版の解説

じゅうしょう【重唱】

( 名 ) スル
各声部をそれぞれ一人の歌手が受け持って歌うこと。また、その音楽。二重唱・四重唱など。連唱。 → 合唱斉唱独唱

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

重唱
じゅうしょう

多くの声部からなる歌曲を、各声部それぞれ1人が受け持ち歌うこと。鍵盤(けんばん)楽器やオーケストラなどの伴奏がつくことが多い。一般に各声部共通の歌詞を歌うが、オラトリオやオペラのように、各声部で配役が決められている場合には、それぞれ違った歌詞を歌う。歴史的には、13世紀の2声のトロープスやコンドゥクトゥスが二重唱とよべる最初の作品である。16世紀のシャンソン、マドリガル、リート、17世紀のグリーの多くは四重唱として書かれた。オペラでは、17世紀初頭のモンテベルディの『オルフェオ』にすでに二重唱が使われ、以後ほとんどのオペラに使われている。19世紀は重唱歌曲が盛んにつくられた時代で、シューベルト、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームスには多くの作品がある。
 なお、日本語の各語に該当する英語は次のとおりである。二重唱=デュエットduet、三重唱=トリオtrio、四重唱=カルテットquartet、五重唱=クインテットquintet、六重唱=セステットsextet、七重唱=セプテットseptet、八重唱=オクテットoctet、九重唱=ノーネットnonet。ただし、これらの英語は重奏の意味も合わせ持つため、これと区別するために、たとえばボーカル・カルテットなどとよばれることがある。[石多正男]

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世界大百科事典内の重唱の言及

【合唱】より

…広義には集団による歌唱の形をいうが,狭義にはいくつかの声部に分かれて歌う形,とくにその各声部が複数の歌い手で歌われる形をさす。単一声部を複数の歌い手で歌う形態を斉唱(ユニゾン),各声部をそれぞれ1人で歌う形態を重唱,また独唱と合唱が掛合いをする形態を応唱,二つあるいはそれ以上のグループが互いに掛合いをする形態を交唱または複合唱という。一般に児童合唱,男声合唱,女声合唱,混成合唱があり,声部は2からあるが,ソプラノ,アルト,テノール,バスからなる混成4部が標準とされる。…

【合奏】より

…古典派からはこの関係は逆転し,合奏音楽が中心となっている。(2)フランス語のアンサンブルensembleを使った場合には,おもに重唱をさす。特に18世紀中葉以降,オペラやオラトリオの中で数人の独唱者によって重唱される部分はアンサンブルと呼ばれ,人物の心理描写にあてられることが多い。…

【声楽】より

…声のみによるものと,器楽を伴うものとあり,母音唱法などの場合を除き,一般に言葉と結合している。演奏をする人数の点で区別すると,独唱,少人数で各声部を1人で歌う重唱(二重唱,三重唱など),多人数による合唱の別があり,また一つの作品のなかにそれらが結合した形態(ミサ曲,オペラなど)がある。 それぞれの人には固有の声の出る高低の範囲があり,女声はソプラノ(高音域),メゾソプラノ(中音域),アルト(低音域),男声はテノール(高音域),バリトン(中音域),バス(低音域)の区別があり,さらに音色の持味によって,ソプラノ・ドラマティコ(劇的表現に適している),ソプラノ・レッジェーロ(軽い性格のもの)などの区別がある。…

※「重唱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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