コンピューターウイルス

デジタル大辞泉 「コンピューターウイルス」の意味・読み・例文・類語

コンピューター‐ウイルス(computer virus)

コンピューターで、電子メール他人から渡されたデータファイルなどを介して、他のシステムに入りこむプログラム自己増殖したり、格納してあるファイルを破壊したりするところから、ウイルスになぞらえていう。対抗するアプリケーションソフトウイルス対策ソフトと呼ぶ。

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百科事典マイペディア 「コンピューターウイルス」の意味・わかりやすい解説

コンピューターウイルス

ソフトウェアを破壊するプログラムのこと。パソコン通信インターネットなどを通ってコンピューターに侵入する。コンピューター自体は破壊されないが,正常なプログラムが破壊されることが多い。この対策として,ウイルスの侵入をチェックし消去するコンピューターワクチンというプログラムが開発されている。→コンピューター関連犯罪サイバー犯罪ハッカー
→関連項目サイバー攻撃

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IT用語がわかる辞典 「コンピューターウイルス」の解説

コンピューターウイルス【computer virus】

コンピューターに被害を与える不正プログラム総称。他のコンピューターに自ら複製をコピーする「自己伝染機能」、ある一定期間が経過するなどの特定条件が満たされたときに作動する「潜伏機能」、プログラムやデータを破壊したり、コンピューターに不具合を起こさせたりする「発病機能」のうち、ひとつ以上の機能を有するもの。◇略して「ウイルス」ともいう。

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世界大百科事典(旧版)内のコンピューターウイルスの言及

【情報セキュリティ】より

…そのような状況に置かれているコンピューターは,不正アクセスのターゲットとなる危険性を伴っている。また,外部との情報交換によりコンピューターウイルスのような不正なプログラムをコンピューター内に取り込んでしまう危険性もある。それ以外にも,コンピューター間で通信を行っている途中の情報を改竄されたり,あるいは〈なりすまし〉によってニセの情報を送られるといった危険性もある。…

【人工生命】より

…たとえば,知的な行動をするロボットがすでに実在し,これに動物の皮を被せると,本当の動物と区別がつかない。コンピューターウイルスには,生物のウイルスのように宿主に感染し増殖し,進化するものまで出現した。 自然界を観察すると,機能のレベルに応じて,複雑な階層構造をしていることがわかる。…

※「コンピューターウイルス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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