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ゴールデンキャット golden cat

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世界大百科事典 第2版の解説

ゴールデンキャット【golden cat】

アフリカゴールデンキャット,キンイロネコともいう。耳介が丸く,下面が白く先がとがった尾をもつ中型の食肉目ネコ科の哺乳類。熱帯アフリカ(ガンビアからケニア西部まで)の森林にすむ。体長70~95cm,尾長28~45cm,体重8~16kg。体はがんじょうで吻(ふん)が太く,耳介は短くて先が丸く,後面は黒色。四肢は比較的短く太い。尾は体長の1/2以下で先がとがり,下面は白く斑紋がない。毛は短い。毛色はきわめて変化に富み,銀灰色から黒色まであるが,ふつうは暗褐色ないし赤褐色で,暗色の丸い斑点をもつものとほとんど無斑のものがある。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴールデンキャット
ごーるでんきゃっと
golden cat

哺乳(ほにゅう)綱食肉目ネコ科プロフェリス属に含まれる動物の総称。この属Profelisにはアジア産とアフリカ産の2種がある。森林に生息する大形のヤマネコで、体長70~105センチメートル、尾長28~55センチメートルである。体色は変化に富み、黒褐色、赤褐色から灰色まであるが、多くは美しい黄金色を帯びた黄褐色である。斑紋(はんもん)にも変異があり、胸にわずかな暗色の斑点があるだけのものから、同じネコ科のオセロットに似た大形の暗色斑を全身にもつものまである。詳しい習性は不明である。アジアゴールデンキャットP. temminckiは森林や高木林内の岩場で生活し、木にもよく登るが、ほとんど林の中の地上で獲物を狩るといわれる。大形齧歯(げっし)類が主食で、ほかに鳥類、若いノウサギや偶蹄(ぐうてい)類のキョンなどを捕食する。樹洞の巣で2頭の子と雌親が捕獲された記録がある。寿命は飼育下でほぼ18年。アフリカゴールデンキャットP. aurataは海岸近くの高い落葉樹林やサバンナとの林縁部に多く、リス、ネズミ、鳥などを食べ、アジア産のものより樹上生の傾向が強いといわれる。寿命は飼育下で12年。
 近縁なものにボルネオ島だけに分布し、体長50センチメートル、尾長30センチメートルほどと小形のボルネオヤマネコBadiofelis badiaがある。[今泉忠明]

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世界大百科事典内のゴールデンキャットの言及

【ネコ(猫)】より

…【村下 重夫】。。…

【ヤマネコ(山猫)】より

…【今泉 忠明】。。…

※「ゴールデンキャット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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