持続可能であること、とくに環境破壊をせずに維持、継続できるという意味の英語。1987年に国連「環境と開発に関する世界委員会(WCED:World Commission on Environment and Development)」が公表した報告書「われら共有の未来Our Common Future」の中心的な考え方として、持続可能な開発sustainable developmentという概念が提唱された。これが世界から広く支持されたため、一般的な環境用語として使われるようになった。一般には、サステイナブルエコノミーsustainable economy(環境保全に配慮した持続可能な経済)、サステイナブルシティsustainable city(環境への影響に配慮した都市づくり)、サステイナブルモビリティsustainable mobility(環境にやさしい車社会)などというように、環境や資源に配慮したという意味をつけ加える単語として使われている。将来のための地球環境の保全、未来の子孫の利益を損なわないことを前提にした社会発展、などといった視点が、従来の環境問題への取り組みと比べて斬新なことから、さまざまな分野に広がっている。
[編集部]
少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...
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