サーブ(英語表記)Saab AB

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「サーブ」の解説

サーブ
Saab AB

スウェーデンの防衛・航空・航空宇宙関連企業。飛行機,ミサイル,電子機器,コンピュータなどを製造する。1937年スベンスカ・アエロプランとして発足,航空機の製造を始め,1940年代半ばから自動車の製造にも着手した。1965年社名をサーブに変更。1969年トラックメーカーのスカニア・バルビスと合併,社名をサーブ・スカニアと改称した。これにより乗用車,トラック,バスを製造する一方,船舶用のディーゼルエンジン,ミサイル,航空用電子機器および計器類をつくるようになる。自動車部門は 1990年分離独立してサーブ・オートモービルとなり,2000年にはゼネラル・モーターズ GMの完全子会社となった。1995年サーブ・スカニアは解体され,トラック・ディーゼルエンジン部門はスカニアに,航空宇宙部門は再びサーブとなり,傘下にサーブ・エアロスペース,サーブ・エアクラフトなどを置いて,サーブJAS-39グリペン,37ビゲンなど,スウェーデン独自の戦闘機をはじめ,民間機,ミサイル,電子機器,シミュレータなどの開発と製造にあたった。サーブ・オートモービルは GMの経営難の影響をうけ 2010年オランダの自動車メーカー,スパイカー・カーズに売却されたのち,2011年12月に破産。2012年8月,日本と中国の合弁会社ナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデンに買収された。

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デジタル大辞泉「サーブ」の解説

サーブ(serve)

[名](スル)
テニス・卓球・バレーボールなどで、攻撃側から最初の球を打ち込むこと。また、そのボール。サービス。「速い球をサーブする」
料理を供すること。「ケーキをサーブする」

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デジタル大辞泉プラス「サーブ」の解説

サーブ

愛知県名古屋市の中部盲導犬協会に所属していた盲導犬。1977年生まれ。ジャーマン・シェパード・ドッグのメス。1982年、誘導中に主人をかばい交通事故に遭い、左前足を切断。この事故で盲導犬が視覚障害者の体の一部と認められ、自動車損害賠償保険の対象となるなど法律改正のきっかけとなった。1983年『がんばれ!盲導犬サーブ』(:手島悠介)が出版。アメリカでも話題となり、1985年テキサス州から「テキサス名誉州犬」の称号を授与される。1986年国鉄(現・JR)名古屋駅前に銅像建立(2003年久屋大通公園、エンゼルパーク移設)。1988年死亡。

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精選版 日本国語大辞典「サーブ」の解説

サーブ

〘名〙 (serve) バレーボール、テニス、卓球などで、攻撃側から相手側コートにボールを打ちこむこと。また、そのボール。サービス。
※破戒(1906)〈島崎藤村〉五「丑松は撃手(サアブ)。最後の球を打つ為に、外廓の線の一角に立った」

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