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ザイツ Seitz, Adalbert

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

ザイツ Seitz, Adalbert

1860-? ドイツの医師,昆虫学者。
明治時代に来日。本州と九州で鱗翅(りんし)類を採集。明治24年(1891)神戸から大阪の箕面(みのお)へ蝶,蛾(が)の採集にいった記録がある。著作に「世界大形鱗翅類図説」(16巻)。

出典|講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ザイツ
ざいつ
Frederick Seitz
(1911―2008)

アメリカの物理学者。大学・学術界の指導者として広範に活躍した。スタンフォードおよびプリンストン大学に学び、1936年ロチェスター大学の物理学准教授となり、その後、ゼネラルエレクトリック研究所、ペンシルベニア大学カーネギー工科大学を経て、1949年イリノイ工科大学の物理学教授となる。1968年ロックフェラー大学(ニューヨーク市)学長、1989年マイアミ大学(フロリダ)学長に就任する。また、1959~1960年NATO(ナトー)(北大西洋条約機構)の科学顧問、1962~1969年国立科学アカデミー会長、1975~1976年ホワイトハウス先進科学技術会議顧問団など、数多くの機関の役職を務めた。1933年ごろ、ウィグナーと、金属の凝集エネルギーに関する共同研究を行い、ウィグナー‐ザイツの方法を提唱した。この方法は、原子と金属を統一的に理解しようとする初めての試みとして、その創造的発想が高く評価されたが、精度の点で劣り、実用的でないとされている。そのほか、転移理論、イオン結晶の着色中心の理論、誘電破壊など、固体物理学に関する研究を残している。主著に『現代固体理論』Modern Theory of Solids(1940)、『金属物理学』Physics of Metals(1943)、『固体物理学』Solid State Physics(1955)、『最先端――私の科学生活』On the Frontier ; My Life in Science(1994)、『スターリンの囚(とら)われ人――ニコラス・リールとソ連の原爆競争』Stalin's Captive ; Nikolaus Riehl and the Soviet Race for the Bomb(1996)などがある。フランクリン協会賞(1965)、アクタ・メタラジカ賞(1993)、材料研究学会賞(1993)、スミソニアン研究所のジョセフ・ヘンリー勲章(1997)などを受けている。[今野 宏]
『フレデリック・サイツ、ノーマン・アインシュプラッハ著、堂山昌男・北田正弘訳『シリコンの物語――エレクトロニクスと情報革命を担う』(2000・内田老鶴圃)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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