コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シアン化金 シアンかきん gold cyanide

2件 の用語解説(シアン化金の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シアン化金
シアンかきん
gold cyanide

(1) シアン化金 (I)   AuCN 。黄色板状晶。水に溶けにくく,希酸によって分解されない。 (2) シアン化金 (III)   Au(CN)3 。3水塩は潮解性の無色結晶。 50℃で分解する。猛毒。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シアン化金
しあんかきん
gold cyanide

金のシアン化物。1価および3価の塩が知られている。
(1)シアン化金() ジシアノ金()酸塩M[Au(CN)2]水溶液に塩酸を加え、温めると沈殿する。淡黄色板状晶。空気中で安定。湿った状態で光にさらすと分解する。強熱すると金とシアンに分解する。水、エタノール(エチルアルコール)、エーテルに不溶。アンモニア、シアン化アルカリ、チオ硫酸ナトリウム、硫化アンモニウムなどの水溶液には可溶である。常温では希酸や硫化水素で分解されない。
(2)シアン化金() 化学式AuCN3、式量275.1。テトラシアノ金()酸塩M[Au(CN)4]水溶液に強酸を加え、濃硫酸上で濃縮すると三水和物Au(CN)33H2O(式量329.1)が得られる。三水和物は無色板状晶。潮解性。50℃で分解する。水に易溶、エタノールに微溶。猛毒。遮光、密栓して貯蔵する。[中原勝儼]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

シアン化金の関連キーワード塩化金銀シアン化カリウムシアンシアン化水素酸シアン化物フェリシアン化カリウムフェロシアン化カリウムシアノ金酸塩金シアン化カリウムシアン化法

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone