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シッサス シッサスCissus; grape ivy; treebine ivy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シッサス
Cissus; grape ivy; treebine ivy

ブドウ科シッサス (セイシカズラ) 属の総称で,アフリカ東南アジアなどの熱帯・亜熱帯に約 300種が分布する。葉は互生し,単葉または複葉。茎がつる性のものと多肉質になるものがあり,おもにつる性の種類が吊り鉢やあんどん仕立て観葉植物に利用される。シッサス・ロンビフォリア C.rhombifoliaはグレープ・アイビーとも呼ばれ,やや角張ったつる性の茎に光沢のある3出複葉をもち,巻きひげがある。小葉の切れ込みが大きい`エレン・ダニカ'という品種がよく知られる。シッサス・アンタルクティカ C.antarcticaはカンガルー・アイビーの呼称で知られ,つる性で革質の単葉,葉縁には鋸歯がある。巻きひげはない。セイシカズラ C.discolorは単葉でベゴニア類のような銀白色の斑紋 (はんもん) が入り,英名はベゴニア・シッサス begonia cissusという。葉裏や巻きひげが紫紅色で美しい。セイシカズラは半日陰に,それ以外は日当りのよいところで管理。冬期は水を控えめにする。セイシカズラは 10℃以上必要であるが,それ以外は5℃程度で越冬できる。

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世界大百科事典 第2版の解説

シッサス【Cissus】

ブドウ科の巻きひげのあるつる植物。アフリカから東南アジアの熱帯域を中心に約300種が分化しており,茎が多肉化した種もある。茎葉や果実を食用にする種はいくつかあるが,主として斑入りとなる葉や多肉化した形を観賞するため栽培され,その代表的なものに次のようなものがある。セイシカズラC.javana DC.(=C.discolor Bl.)(英名two‐colo(u)red cissus,trailing begonia)は,ジャワ島産で,長卵形で基部が心形となった葉は白銀色の斑点があり,裏は赤紫色で美しい無毛のつる植物である。

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