デジタル大辞泉 「シニョリーア広場」の意味・読み・例文・類語 シニョリーア‐ひろば【シニョリーア広場】 《Piazza della Signoria》イタリア中部、トスカーナ州の都市フィレンツェにある広場。中世以来フィレンツェの行政と文化の中心地だったベッキオ宮殿、ウフィツィ美術館に面し、ミケランジェロのダビデ像(複製)、ネプチューンの噴水などがある。15世紀末に宗教改革者サボナロラが火刑に処されたことでも知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「シニョリーア広場」の意味・わかりやすい解説 シニョリーア広場しにょりーあひろばPiazza della Signoria イタリア中部、トスカナ州の州都フィレンツェにある広場。ルネサンス期において、フィレンツェの政治や文化の中心であったシニョリーア宮殿(別名ベッキオ宮殿)に隣接する。広場には「ヘラクレスとカクス」「ネプチューンの噴水」、ミケランジェロの「ダビデ像」の模像(原作はアカデミア美術館に所蔵)などの彫像が置かれている。1498年5月、この広場でフィレンツェ共和政の指導者サボナローラが火刑に処せられた。[堺 憲一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例