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シャバラスバーミン(英語表記)Śabarasvāmin

世界大百科事典 第2版の解説

シャバラスバーミン【Śabarasvāmin】

550年ころに活躍した古代インドのミーマーンサー学派の学匠。生没年不詳。ジャイミニ作と伝えられる《ミーマーンサー・スートラ》に対して《シャバラ・バーシヤŚabara‐bhāṣya》という注釈書を著した。この学派の研究目標はダルマ(ベーダ聖典に命ぜられている義務,祭事)であるが,シャバラスバーミンによれば,ダルマの研究は,(1)ダルマとは何か,(2)ダルマの定義は何か,(3)ダルマを実現する正しい手段は何か,(4)その反対に,正しくない手段は何か,(5)ダルマは何を目的としているのか,という五つの観点から行われるべきであるとし,聖典解釈学,祭事学の方法論の整備,強化をはかった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のシャバラスバーミンの言及

【ミーマーンサー学派】より

…この点で,ベーダ聖典は作られたものであり,しかも語は音声以外の何ものでもなく,したがって無常であるとするニヤーヤ学派バイシェーシカ学派と鋭く対立した。 《ミーマーンサー・スートラ》に対しては,6世紀ころにシャバラスバーミンが注釈(現存するものでは最古)を加えたが,さらにそれに対して,クマーリラ(650ころ‐700ころ)が《シュローカ・バールッティカ》《タントラ・バールッティカ》《トゥプティーカー》を著し,プラバーカラが《ブリハティー》を著した。この両者の見解は多くの点で相違したため,以来,この学派は,クマーリラ派(バーッタ派)とプラバーカラ派(グル派)とに分かれた。…

※「シャバラスバーミン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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