シャフリサブス歴史地区(読み)シャフリサブスれきしちく

世界遺産詳解 「シャフリサブス歴史地区」の解説

シャフリサブスれきしちく【シャフリサブス歴史地区】

2000年に登録されたウズベキスタンの世界遺産(文化遺産)で、サマルカンドの南約60kmに位置する町。かつては、中央アジアの主要都市として栄え、ティムール帝国を興したティムール(在位1370~1405年)の生誕地に近い町として華麗な建築物が多く造られていた。16世紀にブハラの首長アブドゥッラー2世によって大部分が破壊されたが、現在残されているアク・サライ宮やコック・グムバド・モスク、ティムールの石棺息子の廟などの建築物が、歴史上重要な時代を例証するものとして評価されて、世界遺産に登録された。◇英名はHistoric Centre of Shakhrisyabz

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

百科事典マイペディア 「シャフリサブス歴史地区」の意味・わかりやすい解説

シャフリサブス歴史地区【シャフリサブスれきしちく】

ウズベキスタン,古都サマルカンドの南部に位置する地区ティムール朝の創始者ティムールの故郷として知られる。ティムール朝時代の建築物が残っていることから,2000年世界文化遺産に登録。

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