シャルジャ(英語表記)Sharjah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「シャルジャ」の解説

シャルジャ
Sharjah

アラビア語ではシャーリカ ash-Shāriqah (東方) 。アラブ首長国連邦を構成する首長国の一つ。内陸国境ははっきりしないが,ペルシア湾岸からオマーン半島中央内陸部にかけて広がり,オマーン湾岸に3ヵ所の飛び地がある。首都はペルシア湾岸のシャルジャで,人口約2万。首長はカワーシム家で,かつては湾岸海賊の指導者として有名であった。シャルジャ市は重要な商業港であり,また軍事基地としてイギリス政務官の駐在地でもあった。開発は首都シャルジャに集中し,港湾,空港,建造物,道路などの近代化が進んでいる。 1972年,沖合いのアブームーサ島付近で石油が発見され,開発が進んでいる。面積 2600km2。人口 31万 4000 (1991推計) 。

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世界大百科事典 第2版「シャルジャ」の解説

シャルジャ【al‐Sharja】

アラビア半島東部,ペルシア湾に面するアラブ首長国連邦の構成国。シャールジャ,シャーリカとも表記する。同名の港が中心都市。面積2600km2,人口40万(1996)で,ともに連邦第3位。オマーン湾側に飛地が3ヵ所ある。ラス・アルハイマはアラビア語で〈天幕〉を意味する。これは,水夫たちの目じるしとなったといわれるテントの柱頭明りに関する伝説に由来している。カワーシム(ジョワーシム)族の支配のもと,古くから湾岸の中心的な商業港となり,ペルシア,パキスタン,インド,アフリカからの船が集まり,真珠採取の基地としても漁港としても活気を呈していた。

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