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シュピーリ Spyri, Johanna

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シュピーリ
Spyri, Johanna

[生]1827.6.12. チューリヒ近郊ヒルツェル
[没]1901.7.7. チューリヒ
スイスの女流作家。旧姓 Heusser。子供の世界への理解,自然愛,素朴な信仰,ユーモアに満ちた少年少女向きの読物を多く書いた。とりわけアルプスの少女を主人公にした『ハイジ』 Heidi (2巻,1880,81) は,世界中で親しまれている。著作集『子供と子供を愛する人々のための物語』 Geschichten für Kinder und auch für solche,welche die Kinder liebhaben (16巻,79~95) がある。

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百科事典マイペディアの解説

シュピーリ

スイスの女性児童文学者。1870年ころから少年少女のための物語を書き始め,温かく健康で宗教的感情をこめた多くの作品を残した。代表作は《ハイジ》。

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世界大百科事典 第2版の解説

シュピーリ【Johanna Spyri】

1827‐1901
スイスの児童文学者。日本ではスピリとも。チューリヒ湖の南岸に近い山村ヒルツェルに生まれ,父は医師。1841年にチューリヒに出て,教師になるためにフランス語とピアノを学ぶかたわら,ホメロス,レッシング,ゲーテ,ドロステ・ヒュルスホフの作品を愛読した。詩人のC.F.マイヤーは少女時代からの知人。1852年に兄の親友の弁護士ベルンハルト・シュピーリと結婚,夫は市の法律顧問をへて,68年にチューリヒ市の官房長に就任。

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大辞林 第三版の解説

シュピーリ【Johanna Spyri】

1827~1901) スイスの女流児童文学作家。代表作は「子供と子供を愛する人々のための物語」(一六巻)中の「(アルプスの少女)ハイジ」など。

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世界大百科事典内のシュピーリの言及

【児童文学】より

…フィンランドのT.ヤンソンはムーミンを主人公にした不思議な世界をつくりあげた。 そのほかの諸国からひろうと,スイスのJ.シュピーリの《ハイジ(アルプスの少女)》(1881)とウィースJ.R.Wyssの《スイスのロビンソン》(1812‐13),ハンガリーのF.モルナールの《パール街の少年たち》(1907),チェコスロバキアのK.チャペックの《童話集》(1932)が見落とせない。【瀬田 貞二】【菅原 啓州】
[カナダ,オーストラリア,ニュージーランド]
 カナダにはL.M.モンゴメリーの《赤毛のアン》(1908)があるが,本領はE.T.シートンやロバーツG.D.Robertsによって19世紀末から開拓された動物物語にあり,その伝統はモワットF.Mowat《ぼくのペットはふくろう》(1961),バンフォードS.Bunford《信じられない旅》(1977)に息づいている。…

※「シュピーリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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