デジタル大辞泉 「ジフテリア血清」の意味・読み・例文・類語 ジフテリア‐けっせい【ジフテリア血清】 ジフテリア菌の外毒素で馬を免疫して得た血清。治療に用いる。ジフテリア抗毒素。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ジフテリア血清」の意味・読み・例文・類語 ジフテリア‐けっせい【ジフテリア血清】 〘 名詞 〙 ジフテリア菌の産生した毒素で馬を免疫し、その血清を採取・精製してつくったジフテリアの特効薬。一八九〇年ベーリング(Emil von Behring)と北里柴三郎が創製。ジフテリア抗毒素。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「ジフテリア血清」の意味・わかりやすい解説 ジフテリア血清【ジフテリアけっせい】 ジフテリアの治療に用いる抗毒素血清。ベーリングE.v.Behringおよび北里柴三郎が1890年創製。無色〜黄褐色液体。ジフテリア菌が産生した毒素をその抗原性をあまり損じないように無毒化してトキソイドとし,ウマに反復注射して血清中に毒素に対する抗体を作らせ,採血後に血清を分離して製する。5000〜10万単位の注射ですみやかに著効を奏する。まれに予防のため500〜1000単位を筋肉注射。ウマ血清はヒトに異種タンパクであるため,血清病を起こしやすいので注意を要する。→関連項目エールリヒ 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報