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スイゼンジナ(水前寺菜) スイゼンジナGynura bicolor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スイゼンジナ(水前寺菜)
スイゼンジナ
Gynura bicolor

キク科の多年草で,熱帯アジアの原産。日本では栽培品であったが,九州南部では野生化して湿地に群生しているところがある。基部は木化してやや斜めにはい,高さ 40~50cmのを出す。葉は長楕円形で質が厚く軟らかい。裏面は紫色を帯びている。春から夏にかけて,枝の先端に径 1cm弱の,管状花だけの黄赤色の頭状花をつける。和名熊本市水前寺で古くから栽培されたことによる。

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世界大百科事典 第2版の解説

スイゼンジナ【スイゼンジナ(水前寺菜) Gynura bicolor DC.】

若芽および葉を食用とするキク科の多年草。熱帯アジアの原産で,奄美大島,九州南部には野生化している。日本に入ったのは1759年(宝暦9)で,スイゼンソウと記している。現在は熊本市の水前寺にわずかに自家用として栽培されている。草丈は30~60cmになる。茎は分岐生長して開張し,ときに匍匐(ほふく)状になることがある。葉は互生し肉厚で,卵状披針形である。先端がとがり,葉縁には鋭い鋸歯がある。葉面は光沢があり,表面は緑色,裏面は茎とともに淡紫色をおびる。

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