ステープラー(英語表記)stapler

翻訳|stapler

百科事典マイペディアの解説

ステープラー

一般にはホッチキスの名で知られる簡易な紙とじ器。コの字状のとじ針を押して書類に通し,先端を内側に曲げてとめる。機関砲を開発した米国の発明家B.B.ホッチキスが,弾丸送り装置にヒントを得て発明したとされる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ステープラー【stapler】

一般にホッチキスといわれる紙綴じ器の総称。機関銃の発明者,アメリカのB.ホッチキスが,弾丸送り装置にヒントを得て考案したとされる。用途としては事務用のほか,食品類の包装,果樹園における果実の袋がけ,肥料の袋綴じなど,作業用にも広範囲に使用されている。JIS規格では使用する綴じ針によって分類されるが,携帯用の10号は新聞紙12枚以上,中型の3号は24枚以上綴じられることが条件。そのほか厚紙・多数ページ用の1号と奥行きの広いプライヤー式がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ステープラー
すてーぷらー
stapler

コの字型の金属針を用いて自動的に紙などを綴(と)じる器具。機関銃の発明者ベンジャミン・ホッチキス(1825―85)の考案によるところから、一般にホッチキスとよばれている。わが国には1909年(明治42)に初めてアメリカから渡来し、大正初期から大量に輸入されるようになった。当時は「むかで式」とよばれていたが、国産では1918年(大正7)につくられたものが最初である。用途と針の大きさにより各種あるが、大きく分けて1号(厚紙用の大型タイプ)、3号(中型で針も細く、体裁よく綴じられる一般的なタイプ)、10号(現在もっとも普及している片手操作の小型携帯用)、そのほか電動式、ワイヤー式があり、JIS(ジス)規格が3号と10号に適用されている。最近では綴じ具としてだけでなく、包装用止め具としても利用されている。[野沢松男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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