コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ストロフルス ストロフルス 〈ラテン〉Strophulus

4件 の用語解説(ストロフルスの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ストロフルス(〈ラテン〉Strophulus)

小児特有の皮膚疾患。四肢などに小さな紅斑や水疱(すいほう)ができ、かゆみが強い。原因は虫さされに対する過敏症とされる。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ストロフルス【strophulus】

乳幼児にできる、強いかゆみを伴う発疹はつしん。時に小さい水疱すいほうを生じる。夏に多く、虫さされによるアレルギーと考えられている。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ストロフルス
すとろふるす
strophulus

アトピー性皮膚炎とともにかゆみの強い代表的な小児皮膚病で、小児ストロフルスあるいは小児じんま疹(しん)様苔癬(たいせん)ともよばれる。性別に関係なく2~7歳の幼小児にみられ、夏に好発し、多くの場合冬には治癒している。原因として最近は節足動物(ノミをはじめ、ナンキンムシ、カ、イヌノミなど)に対する後天的過敏性が考えられている。たとえばノミに刺されると、刺傷部に紅斑(こうはん)、じんま疹様紅斑を生ずるばかりでなく、ノミアレルギーによってかゆみの強い同様の皮疹、しばしば多数の丘疹(きゅうしん)または小水疱(すいほう)を混在性に生ずる。手のひらや足底では小水疱はアズキ大となり、水疱膜が厚くて容易に破れないのが特徴である。治療としては、局所には副腎(ふくじん)皮質ホルモン剤含有クリームまたは軟膏(なんこう)を外用する。かゆみの程度によって抗ヒスタミン剤の内服、あるいはさらに副腎皮質ホルモン剤を併用内服することが有効である。原因となる節足動物を駆除することが必要であるが、環境の問題でもある。[伊崎正勝・伊崎誠一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ストロフルスの関連キーワード悪液質小児麻痺多形滲出性紅斑稗粒腫黄癬小児病MCLSジューリング皮膚炎じん麻疹小児ストロフルス

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ストロフルスの関連情報