スナップ
① 留め金具の一種。スプリング力を利用して
凹凸(おうとつ)を押し合わせる一対の小さい留め金。
※朱と緑(1936)〈片岡鉄兵〉愛憎極意「ポチリと口惜し涙が一とつぶ、瞼毛の上で銀のスナップを外したやうな音を立てた」
※古川ロッパ日記‐昭和一一年(1936)六月二五日「
高田浩吉・小笠原章次郎等とスナップを撮り」
③
(イ) 野球などで
投球、
打球のさいの
手首の力をきかせること。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
スナップ
スマートフォン向け写真・動画共有アプリ「Snapchat」を運営する米国の企業。本社所在地は米国カリフォルニア州。2011年9月、スナップチャットの社名で設立され、Snapchatのサービスを開始した。投稿した写真や動画が閲覧後最長10秒で自動消滅する仕組みの同アプリは、日本を含む世界各国で若者を中心に大ヒットし、同社は急成長を遂げた。16年9月に現在の社名に変更し、サングラス型カメラ「Spectacles」を発表。17年3月にはニューヨーク証券取引所に上場を果たしている。
出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報
デジタル大辞泉
「スナップ」の意味・読み・例文・類語
スナップ(snap)
1 衣服などの合わせ目に用いる凹凸2個一組の円形の小さな留め金具。ホック。
2 「スナップショット」の略。
3 野球の投球や打撃、ゴルフの打球の際、手首の力を用いること。「スナップをきかせる」
4 アメリカンフットボールで、プレー開始のとき、攻撃側のセンターがボールをすばやく後方の選手に手渡し、またはパスすること。スナッピング。スナップバック。
5 手加工の鍛造などで、材料上面を椀形に変形させるときに用いる工具。
6 「スナップドラゴン」の略。
[類語](1)ボタン・ホック・フック・こはぜ/(2)近影
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
スナップ
snap
プレスボタン,ホックともいい,金属製の凹凸2種の組合せで留める仕組みになったボタン。下着や簡易服,小児服などに多く用いる。真鍮製,鉄製などで表面にニッケルメッキを施したものが多い。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報